富山地鉄市内線 環状化計画など

　前に構想としては報じられていたように思うし、先日の堺のシンポジウムでも富山市長が発言されていましたが、富山地鉄の市内電車の環状化計画について検討する委員会が開かれたそうです。
　富山市内電車・環状線計画　北日本放送
　富山の路面電車　環状線化へ２ルート案　検討委　初会合で市側提示　北陸中日新聞
もともと、富山の市電は環状のルートを持っていて、部分廃止で現状の路線になっています。そういう意味では「復活」とも言えますが、そういう事例は全国的にも珍しく、首長や行政の明確な目的意識があって、かなりスピード感のある計画になりつつあるので、今後の展開が楽しみです。
　その他、紹介だけになってしまいますが、話題をいくつか取り上げておきます。
　函館市電では、冬の恒例行事になった「冬の夢・ひかりの電車」の運行がはじまります。運行期間は平成17年11月26日(土）から平成18年2月28日（火）まで。
　函館市交通局公式サイト
　福井鉄道福武線の新車を福井商工会議所のみなさんが試乗したというニュースもありました。各方面にアピールされているようで、結構なことかと思います。
　福武線の新型低床車両に試乗　「振動少ない」と好評　日刊県民福井
　もうひとつ、会員登録制でしか見れない記事なので、リンクは貼りませんが、熊本市電で10月に実施した130円均一運賃施行の結果、乗客数9.8％増、収入6.2％減だったという記事が熊日新聞に出ています。この施行は注目してたんですが、この結果をどう評価して、今後にどう採り入れるのか、入れないのか、気になるところです。