京阪京津線の思い出(その4)

京阪京津線 88号

 思い出したよう再びこのシリーズ、8年前の体育の日の蹴上電停です。それほど昔のことではないはずなのですが、人々のファッションを見ると時代を感じてしまいます。電車がなくなると、街の雰囲気も変わります。今はほぼ同じ位置に地下鉄の蹴上駅があって、そういう意味では電車がなくなったわけではありません。でも、電車が地上から姿を消した街は、何となく活気もなくなって、寂しくなったような感じがします。
 以前の写真を見ていると、その頃から今と同じような写真を撮っていることが分かります。あまり進歩してないというか、センスに乏しいというか…。そしていつも思うことは、もっとたくさん撮っておけばよかったなあと。これはこの趣味に関していえば、きりがないことですけども。
 ということで、京津線についてはまた忘れたころにやります。
 先日の堺のシンポジウムのディスカッションでコーディネーターをされていた毎日新聞の方のコラムがあったので、紹介しておきます。
 発信箱:市電を知らない子どもたち=西木正 毎日新聞
「記憶の残る今でなくては、遅きに失する。」そうかもしれないけど、そんなに情緒的なものでもないようにも思いますが、これはちょっとよく分からないですね。