今週もまた福鉄電車

福井鉄道 モ803号

 天気は悪かったのですが、モ800形(もしかしたらモハ800形なのかも?)の顔見世興行も今日が千秋楽ということで、三たび福井鉄道へ行ってきました。今日は、800形2両のうち、803号が運行されていました。たぶん来年の3月からはずっと走るのだから、無理に行かなくてもいいようなものなのですが、「それはそれ、これはこれ」のマニア心理に背中を押されてしまいました。前二回は乗り放題切符を使用したので、普通電車しか乗れませんでしたが、今回は特急電車で往復しました。費用はかさむけど、早いし、帰ってきてからの疲れ方もかなり違います。明日休んで4連休にするわけにもいかないもので…。
 ちょうどお昼過ぎから午後4時ごろまでは雨が上がっていたため、福井駅前から田原町界隈をいつものようにウロウロしたり、もちろん電車に乗ってみたりしました。乗客は、たまに高校生の団体(マニアではない)が乗って賑わった便もありましたが、マニアを中心にちらほらという感じで、トランジットモール実験のときはたくさんいた家族連れの姿は見かけませんでした。
 800形に乗った印象を言うと、先日Tatsumiさんにいただいたコメントと同じようなことになります。つまり、800形に乗って町を眺める目線の方が、むしろ自然だということです。もっとも、日常的に福鉄電車を利用している方なら、違う感想を持たれるかもしれません。
 午後4時過ぎに福井駅前に着く800形特別運行の最終便まで見送って帰ってきました。休日の夕方ということで、通常ダイヤで運行されている在来車には、帰宅するお客さんがたくさん乗っていて、岐阜の電車の1両や1編成ではあんなに乗れないよなと思ったりしました。
 そこで、ちょっと前のニュースに岐阜の路面電車の話題がありました。
関市の企業提案名鉄3線再生計画/「運行計画明確に」/県や沿線市町が意見書 岐阜新聞
この記事を読むだけでは、何が問題なのか分かりかねるのですが、もともと覚悟のはずとはいえ、道は相当けわしいようです。