京阪 大津線感謝祭 2005

京阪京津線 82号
 「琵琶湖周航の歌」を口ずさんでいると、途中から五木ひろしの「千曲川」になってしまうのは私だけでしょうか。どっちも正確に覚えていないということなのですが、ともかく、そんな歌を口ずさみながら、大津へ行ってきました。京阪大津線感謝祭、錦織車庫の一般公開です。今日は浜大津から錦織車庫の会場、さらに三井寺浜大津間の併用軌道で撮影して、山科経由で京都駅まで、id:k-583さんとご一緒させていただきました。いろいろ教えてもらったり、車庫の社員食堂のうどんを食ったり、楽しかったです。ありがとうございました。
京阪錦織車庫 アント
 会場はマニアよりもファミリーが多く、賑わっていました。車庫はほぼ全面公開で、この種のイベントとしてはフルメニューというのでしょうか、特に人気を集めていたのは「電車でGO!」という、抽選で実物の電車を100mくらい運転させてもらえるコーナーで、競争率は20倍以上という難関でした。それは抽選に外れてしまったので、隣の線路でやっていた「洗車でGO!」という洗車機をくぐる電車に乗せてもらいました。やはり、私にとって懐かしかったのは、いろいろな経緯があって解体の危機を乗り越え、錦織車庫に保存されている京津線の82号です。この美しいフォルムは実物を後世に伝える価値のある名車だと思います。京阪大津線 709号
 こういうイベントをやって、子供たちにたくさん来てもらうのは本当にいいことだなあと思います。電車に愛着を持ってもらって、そして将来の大事なお客さんになるわけだから。通常の業務の合間に多彩な企画を用意された関係者のみなさんには、敬意を表します。
 帰りは三井寺で降りて、浜大津まで併用軌道で撮影しながら、歩きました。このあたりのうらぶれたというのか、何ともいえない街並みにはとても魅力を感じます。浜大津のデッキの上からは、湖にヨットが浮かんでいるのが見えていました。