センターポールのある風景〜都電

都電 7505号

 三連休は、こまごまとした用事があって、趣味的には成果がありませんでした。もっとも木曜日の夜は人身事故で1時間半以上大阪駅で足止めをくらい、帰宅が午前3時前になったため、金曜日は夕方まで寝ておりました。
 さて先週の東京遠征は、日程短縮のあおりで都電はほとんど回れず、荒川車庫前付近をウロつくだけになってしまいました。そんな中で、今日は、最近整備された小台〜宮ノ前あたりの軌道敷について紹介しておきます。
 都電荒川線はほとんどが専用軌道ですが、王子駅前〜飛鳥山と小台〜熊野前が併用軌道になっています。そのうち、小台〜宮ノ前付近は昨年、センターリザーベーションとして整備されました。あわせてセンターポール化も実施され、景観にも配慮したものとなっています。道路と軌道の境目には縁石があって、自動車が軌道内に進入しないようにしてあり、電車の走行環境としてはよくなったように思います。目に付いたのは、センターポールの前後にある、ドーナツを半分に切ったような鉄製のバリカーで、車がポールにぶつかって壊れたことでもあったのでしょうか。よそではあまり見かけないものなので、ちょっと気になりました。
 日曜の夕方近くだからか、都電には結構お客さんがたくさん乗っていました。荒川車庫前始発の大塚駅前行のように、区間運転も行われていました。都電沿線も魅力的なところで、1日、2日では回りきれるものではありません。またいずれゆっくりブラブラしてみたいものです。
 センターポールと同じように、最近いろんなところ施工されているものに芝生軌道があります。これに精力的に取り組んでいる高知と路面電車じゃないけど、京阪大津線の記事がありましたので、あわせて紹介しておきます。
 電停軌道敷に緑の芝 高知市内で3カ所目 高知新聞
 草花マット敷設 京阪電鉄大津で実験 京都新聞