でんしゃ de BEER

京阪電鉄701+702号

 昨日、今日と京阪石山坂本線京津線でビール電車「でんしゃ de BEER」が走りました。今日、京都へ行っていたので、帰りに見に行ってきました。見に行っただけで、乗って飲んできたわけではありません。
 1時間ほど夕立があったためか、たそがれのびわ湖畔の浜大津は、心地よい風が吹き、浜大津駅のそばの併用軌道の交差点では、電車が右へ左へ、警笛を鳴らしながら行き交っていました。このビール電車を見て何が面白いか、それは、現在は800系(800形+850形)しか走らない京津線に、600形、700形が乗り入れるということです。今日のビール電車は701号+702号で、ビール電車の集合場所である四宮まで京津線を往復しました。
 600形、700形は、1997年に京津線京都市営地下鉄に乗り入れるまでは、京津線のエース準急電車として、山を越え京都の三条へ通っていました。今は夏の「でんしゃ de BEER」と冬の「おでん電車」しか、彼らが京津線に入線する機会はありません。
 本当は山越えのどこかで写真を撮った方がいいのでしょうが、路面電車マニアなので、山へ向かう手前の併用軌道のところで、四宮への「送り込み」を撮りました。
 何気ないけど、ちょっと懐かしい風景ではあります。