長崎「電車」の本
JTBのシリーズ、今回発売されたものの最終回です。長崎、ことさらに「電車」と強調してあるのは、地元では「電車=路面電車」だからでしょう。対語は、「汽車、列車=国鉄」ということになります。路面電車を「市電」とは呼ばないところもありますね。長崎のほかにも広島、高知なんかがそうだと思います。「路面電車」を何と呼ぶかにも、歴史と地域性のようなものが感じられて興味深いです。
長崎「電車」が走る街 今昔―海と坂の街定点対比 (JTBキャンブックス)
- 作者: 田栗優一
- 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
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長崎の「電車」の記事を紹介しておきます。
路面電車の日 レトロな魅力満載、木造電車「168号」走る/長崎 毎日新聞
イベント 路面電車に乗って被爆体験聞こう 小学生親子募集−−8月2、3日/長崎 毎日新聞
168号と今日の画像の3000形とは、車齢が90年以上開いているわけで、彼らが同じ線路を走っているのも長崎の「電車」の魅力になっています。
もうひとつ今日のニュース、長崎にも1両だけ「黄色い都電」が残っていますが、本家で復活した「黄色い都電」が「ビール電車」になるそうです。
納涼路面電車 「 トラムdeビア号 」 運行 東京都交通局公式サイト
夏には「黄色い都電」を見に行きたいと思っているのですが、どうなるでしょうか…。