阪堺 路面電車まつり2005

阪堺 路面電車まつり
 心配された天候もなんとか持ちこたえた日曜日の今日、阪堺電車あびこ道車庫で開催された路面電車まつりへ行ってきました。
 ここは広島に比べると電車ファンの比率がやや高いように思います。それも私よりずっと上のベテランのみなさん、使い込んだマニュアルカメラ(なぜかニコンばっかり)を持って、電車の写真をとっておられる方を何人か見かけました。もちろん、子供向けプレイスポットは電車の展示会場とは別にあって賑わっていたし、子供が乗れるミニSLには家族連れの皆さんがたくさん並んでいました。
阪堺 路面電車まつり
 展示車両は、モ709号、モ502号(オレンジの雲電車)、モ351号(青い雲電車)、デト11号(電動貨車)で、南側のロープの向こう側にモ256号(京都市電)、それを挟むように旧標準色のモ162号とモ163号、建屋の中にモ170号とモ172号がいて、他にもモ161形がゴロゴロしていました。一枚目の画像では、向かって右側がデト11号で、奥にモ256号も見えています。この2両はすでに車籍がなく、つまり廃車なのですが、ずっと保管されていて、毎年展示されています。デト11号の花電車なんか見たかったですが、奇跡の復活とかないですかね。来年堺市政令指定都市になるらしいですしその記念で。もっとも、阪堺には堺市内の路線廃止の意向があるわけですが。

阪堺 路面電車まつり
 部品即売では、LED化で不要となったと思われる方向幕、ワンマンカーのプレート、架線の部品などが売られていて、結構いい値段でした。ずっと以前に来たときは、整理券方式で工場の中を案内してもらった記憶があるのですが、最近は工場の内部の見学は行われていないようで、今回もありませんでした。安全確保、社員さんの配置などいろいろ問題があるのでしょう。
 今回、会場ではid:abu207さんが鉄研の方と一緒に来られていて、お目にかかっていろいろお話できました。取り留めのないことをしゃべってしまった気もしてちょっと反省してますが、楽しかったですよ。虻さんたちと別れて会場を出た後、浜寺公園に保存されているモ130号を見に行きました。そのことについては、また改めて書きたいと思います。
 今日は岡電でもイベントがありました。路面電車と都市の未来を考える会(RACDA)のブログに会場風景があるので、ご紹介しておきます。
 路面電車まつり大盛況! 路面電車と都市の未来を考える会
ミニMOMOがいい雰囲気出してますね。こういうのはどこでも子供に人気があるんですね。