岐阜・路面電車・その後

名古屋鉄道 モ770形

 結局カレンダーどおり会社へ行ってきました。連休の中盤までで遊びに行った人は、車は混むし、人は多いしでレジャー疲れとでもいった感じです。私は岡山以外は、市内とその周辺しか出かけていないので、いつになく元気で顔色もいいらしいですが。
 ここはごく趣味的な観点で路面電車を扱っているので、これまであまり取り上げたことはないのですが、今日は岐阜の路面電車廃線後の動きについて、触れておきたいと思います。
 名鉄3線譲渡要請へ/関市「マーゴ」オーナー会社/運行再開目指す 岐阜新聞
記事中に出てくる「神奈川県のNPO法人「交通ビジネス研究会」」という団体から派生して「岐阜ライトレール」というのもできています。
 交通ビジネス研究会   ライトレール
 こういう動きは地元ではどう受け止められているんでしょうか。新聞にも載っているのだから、何かしら反響があるはずなのですが、よくわかりません。軌道でも鉄道全般でも、廃線後にその復活を目指そうという動きが続いていくというのは、あまり例がないように思います。いろいろ読ませていただいたのですが、高邁な理想と現実に即した緻密な検証を交えて「なぜ路面電車でなければならないか」を語ってほしいですね。私のようなマニアに対してではなくて、岐阜とその周辺地域のみなさんに対して。そこから行政を動かす「力」のようなものが生まれてくれば、何かが起こる可能性は誰も否定できなくなるんじゃないでしょうか。JR北海道が開発しているDMV(リンク先はPDFファイルです。)という線路も走れるバスのようなものを使うという構想もあるようで、そうなるとますますバスとの違いが分からなくなってしまうのです。
 今日の画像は1998年12月に撮った名古屋鉄道モ770形です。後年クリーム色ベースの塗装に塗り替えられましたが、このころは名鉄スカーレットカラーの車両がまだ残っていました。
 また電車が走ったらいいよなあと思いますよ。もちろん。それと、ついでみたいに言うのも何ですが、コネックスの話はまったく聞かなくなりましたね。