N電の花電車

梅小路 N電 27号

 とりあえず三連休が終了しました。趣味的には初日の岡山がメインイベントで、あとはおとなしくしておりました。後半に向けて何か考えなきゃというところです。
 ところで、愛知県犬山にある博物館明治村京都市電のN電が動態保存されていることは最近書きましたが、今日から5月5日までナイター営業ということで、N電の花電車が運行されるそうです。
 博物館明治村 公式サイト(「最新情報」→「ゴールデンウィーク『ナイター営業』のご案内」)
公式サイトの画像は今回のものではないようです。花電車も「ナイター時にはイルミネーションライトアップされます。」とのこと。ある人が「花電車は夜見るものだ」と書いていましたが、そのとおりだと思います。暗闇に浮かび上がる電飾は、幻想的というか、神秘的な感じさえすることがあります。もっとも、私が見たことのある花電車は、長崎、熊本、鹿児島、京福電鉄の何周年かで嵐電で運行されたものと、ちょっと違いますが、広電のクリスマス電車、イルミネーション電車ぐらいなのですが。
 路面電車が大都市の主要交通機関だった時代、慶事には花電車が運行されました。そういう花電車は格別の意味を持っていたようで、祝祭の「帝国」―花電車・凱旋門・杉の葉アーチ (講談社選書メチエ)という本に面白いことが書いてありましたが、かなり以前に読んだので、詳細は忘れてしまいました。
 今日の画像のN電は明治村のものではなく、梅小路のものです。明治村には行ったことがありません。