東武日光軌道線復元塗装車出発式

岡山電気軌道 3005号
 というわけで、今日は岡山へ行っておりました。ゴールデンウイークの初日、今日から10連休の方もおられるようですが、私はとりあえずカレンダーどおりで、2日出勤してそれ次第では6日が休めるかもという感じです。今のところ遠くへ行く予定はありません。
 岡山電気軌道の3005号が出身地の東武鉄道日光軌道線時代の塗装に復元され、今日出発式とお披露目があり、参加させていただきました。ちょびさんにもお目にかかり、あいさつさせていただきました。何か買って帰るべきでしたね。気が利かなくてすみません。
 午前中出発式の後、第1回のお披露目運行が東山→岡山駅清輝橋岡山駅→東山のルートで行われ、午後から撮影会と第2回のお披露目運行が同じルートで行われました。運行の際は、日光時代の実物のタブレットが積み込まれました。
岡山電気軌道 3005号
 それにしても、今回の復元塗装はすばらしくマニアックなもので、塗料の選定を水戸岡鋭治氏に依頼し(水戸岡さんは出発式にも来ておられました)、車番はもちろん岡電の車番ですが、東武時代に車番が書かれていたのと同じ位置に同じ書体で記載され、同様に車体側面の「東武鉄道」と書かれていた位置には「岡山電気軌道」の文字、東武の社紋の位置には岡電の社紋が描かれていました。いろいろ資料を収集して、検討されたようです。
 方向幕は日光時代とは位置も大きさも変わっているものの、今回、日光時代の行先も加えられており、「日光駅」「東照宮方面」「馬返」など撮影会で1コマづつ披露されました。
岡山電気軌道 3000形
 撮影会では、KURO、夢二号と3005号の並びも披露されました。ほんの数年前、車庫のいちばん奥にくたびれた姿で留置されていたのが信じられないほどの晴れ姿でした。今日は乗車は遠慮させていただき、清輝橋線に入るのが珍しいとのことなので、そのあたりでの撮影にチャレンジしてみましたが、車が多すぎてかわしきれず、うまくいきませんでした。乗車の方は、秋以降でも、一般運行の時にさせていただこうと思います。
 岡山電気軌道 路面電車など切手シート、各100枚限定販売/岡山 毎日新聞
 ぴーぷる 五感で時代をつかむ−−水戸岡鋭治さん/岡山 毎日新聞
 南海貴志川線 運営事業者候補、岡山電軌に決定−−地元は歓迎/和歌山 毎日新聞
 今日は楽しい一日を過ごさせていただきました。このプロジェクトを実現させた藤井さんはじめRACDAのみなさん、岡電のみなさんに感謝します。2年後は赤いラインの昔の標準色なんかどうでしょう?調子に乗りすぎですか…。