岐阜・路面電車・カウントダウン(その5)

名古屋鉄道 モ606号

 また、今日も行ってきました。本当は3連休なので、1泊して朝のモ570形に乗りたいという気持ちもあったのですが、日帰りでした。毎週のように行われていたモ510形の貸切も今日が最終回らしいとのことで、連休でもあり、人出はおそらく最高潮に達しつつあるようです。夕方乗った美濃町線の電車は、車内アナウンスによると「多客のため」15分くらい遅れていました。交換場所で対向電車が遅れるので、遅れがどんどん増幅するのでしょう。車内は混雑していて、しかし、そのほとんどが「お名残り乗車」の人たち。沿線にはカメラを構える人たちの群れ。もちろん、その中の1人に私も含まれているわけで、あの夕日の差し込むガラガラの電車に揺られてまったりすることはかなわないけれども、誰にも見向かれないままひっそりと消えていくよりはずっといいと思うようになりました。今日は前回乗り残した徹明町〜競輪場前に乗車し、全区間乗り終えました。
 電車には、「永年のご愛顧誠にありがとうございました」というシールが貼られていました。画像はモ606号です。この電車は細面なので、こんな位置に貼られていますが、他の電車は正面ガラスの下部かその下あたりに貼られていて、モ591号には特製の黄色い行先表示板が取り付けられ、その上部に同じ文言が書かれていました。