福井鉄道探訪(その2)

Cat-Tram2005-02-14

 JR福井駅は高架化の工事が進んでいて、あと65日で開業と書いてありました。そして現在の駅ビルは遠からず取り壊されるようで、閉店セールの貼り紙がしてありました。
 福井鉄道福井駅前電停も、いつの間にかきれいになっていました。見た感じ、まだ新しいようで、スロープ、点字ブロック、手すりのついた、いわゆるバリアフリー仕様になっていて、一部には上屋も設置されていました。
 もっとも電停がバリアフリーになっても、現状、電車には「よじ登る」という感じなので、今回の岐阜からの電車の大量投入は、このあたりに背景があるのでしょう。
 中心市街地整備改善事業 福井市役所
 この電車通りでは、かつてトランジットモール実験が行われましたが、その結果も踏まえて検討が行われ、整備工事が行われているようです。トランジットモール実験では、商店街のお客さんは減ったという結果が報道されていた記憶があります。
 駅前電車通り 福井市役所
 この完成予想図が、電停にも掲示してありました。もともと複線だった軌道を単線化し、歩道も広げる計画のようです。軌道上にはみ出して停車する車があって、電車が警笛を鳴らすという場面も何度か見られました。とくに「だるまや西武」の前の客待ちタクシーがどうなるか気になるところですが。
 画像の電車、同じ柄の電車が岐阜にもありますね。