信号塔あるいは操車塔

函館市電 39号 操車塔

 広電の十日市町に信号塔があると書きました。そして、函館の十字街にもあって、鹿児島の高見馬場にもあったかもしれないとも書きました。気になっていたので、ネット上の情報を調べてみたら、やっぱり高見馬場にはありました。あと、鹿児島には郡元にもあるらしいですけど、ちょっと記憶にありません。こういうの「操車塔」と呼ぶほうが一般的なようです。
 南日本新聞にちょうどいい記事があるんですが、「特定記事への直接リンクは一切お断りいたします」とすべての記事にいちいち表示してあるので、ご意向を尊重してURLを書くだけにしておきます。コピペして頭に「h」をつけて移動してください。
 ttp://373news.com/2000kikaku/machikado/2-47.htm
 現在は自動化されているものの、手動操作も可能な状態だそうで、確か広島の十日市町にあるのも花火の臨時電車が折り返すときなどは、使っているはずです。画像は函館の操車塔が写っている写真を探したもので、私が行ったのは7年くらい前ですが、このあたりは、その後ずいぶん景色が変ってしまったようです。
 これが塔になっているのは、見通しをよくするためだと思います。各方向から交差点に来ている電車の系統を見て、さらにその後ろの接近してくる電車の系統も見て、どれを先に行かせれば効率よく電車が流れるかを判断して切り替える。職人芸の世界があったんでしょう。いちばん最近までそういうことをやっていたのが、広島の紙屋町です。
 広島県が超低床電車支援 広電導入で補助金 中国新聞
 今試運転をやっているグリーンムーバーmaxの増備に広島県補助金を出すとのこと。記事は予算の話なので3編成というのは、2005年度に3編成入るという意味でしょうか。
 また、古い電車が姿を消すことになりそうです。