廃線モード

名古屋鉄道 モ606 モ514

 今日は朝5時に起きて岐阜へ行って来ました。宮脇俊三氏じゃないですが、これだけ熱心に仕事をやればもっと出世するんだろうと思います。もっとも、宮脇氏は中央公論の編集長もし、役員にまでなっているはずですから、私の「出世」などどはスケールの違う大きなことを言っておられるのだと思いますが。
 ともかく行って来ました。今日はモ510の団体貸切があるとのことで、沿道は多くのマニアの方で賑わっていました。最初はバラけていたマニアの方も、貸切電車の行程が進むにつれ、だんだん集中してきます。この画像は競輪場前の電停でモ513+モ514とモ606が離合する場面ですが、ここには4、50人のマニアが集結しました。
 私は路面電車の写真を比較的多く撮っている部類だと思いますが、いつもは同じように写真を撮っている人に会うことはほとんどありません。鉄道写真の趣味人口はかなり多いはずですが、路面電車はマイナー系なんです。だから、今日のように多くの人の中で撮るのは、何か気後れしてしまいます。みんないい機材持ってるし。
 モ510は、定期運用を離脱してからも、路線の廃止による短縮があるまでは、現役の予備車として、結構走っていました。でも、そういうとき写真を撮っている人はほとんどいませんでした。たくさん人が集まったのは「谷汲号」のラストランくらいしか記憶にありません。
 そろそろ本格的な廃線モードに入ったんでしょうね。