青春18きっぷ〜岐阜日帰りの旅(その3)

名古屋鉄道 モ606号

 この画像の電車もリバイバル塗装です。モ606号。これも撮っておきたかった電車です。路面電車から鉄道線への乗り入れという画期的な役割を果たした彼らは合計6両製造されましたが、現在では1両だけが残っています。名古屋鉄道の標準色スカーレット一色から、今回デビュー当時の白帯を巻いた姿に復元されました。台車は流用なので、ずいぶん古めかしいのをはいています。
 日曜の昼間の美濃町線は30分ヘッドで、モ606号は運用についていませんでしたが、15分ヘッドになる夕方になって出てきました。この季節、ただでさえ日が暮れるのが早いのに空も曇ってきて、薄暗くなってしまいました。
 ノーガード電停 夜間照明 電車接近一段と明るく 高知新聞
 今日の画像を撮った競輪場前もそうですが、岐阜市内線にも道路にペイントしただけの電停があります。この記事にある高知のほか、広電の「小網町」とか岡電の「小橋」、「中納言」とか、万葉線にもありますね。岡電の小橋では、路上で電車を待っていた中学生か高校生の列に車が突っ込むという事故があって、高知と同じように街灯で照明したり、道路外に待合所を造ったりしています。もちろん安全地帯を設置できればベストですが、道路の幅が狭いと簡単にはいかないようです。岐阜では、昨年、交通社会実験で新岐阜駅前電停に仮設アイランドを設置しましたね。結果として奏功しなかったというほかないのが残念ですけれど。
 サイトの神戸市電のZパンタグラフの中で、「幅が細くて」になっていたのを「幅が狭くて」に、修正しました。
 何か書き足りない気がするので、次回も岐阜のことを書きたいと思います。