LRT都市サミットについて

豊橋鉄道 T1001号

 LRTの取り組み報告 豊橋でサミット 中日新聞
 1日に豊橋LRT都市サミットが開かれました。もともと昨年の秋開催の予定でしたが、台風接近で中止になり、改めて開催されたということです。
 自分もきれいを保つ「アドバイザー」に
 公式のサイトに「路面電車LRT化に取り組む都市の市長が一堂に会し議論を深め、全国にその活動と成果を発信するとともに、一層の都市間の連携推進とLRTの充実強化を図ることを目的に開催されるものです」と書いてます。つまり、路面電車サミットというのもありますが、そちらは事業者と支援団体が中心で、このLRT都市サミットは首長、行政が中心の集まりといちおう理解しています。ここでいう「LRT化」は、おそらく既存の路面電車の近代化、高度化というよう意味なので、LRTというキーワードから連想する宇都宮などの新設を目指す都市は入っていません。参加都市には変動がありうますが、単なる日程の都合なのか、首長の意向なのか、他の事情があるのか、よくわかりません。
 路面電車に対する行政の役割を考えたとき、大きく2つあるでしょう。ひとつは事業者に対する支援、そのあり方を含めてですが、そういう間接的な面と、もうひとつは都市計画の主体として既存の路面電車をどう位置づけ、活用するかということです。そのあたり、各市の実例を発表して共有化できるのであれば、非常に有意義なサミットだと思います。
 いい時代になって公式サイトでサミットの模様が動画配信されています。長時間なので私は見ていませんが。