被爆電車 2010年夏

広島電鉄 651号
 今年もやってきました。広島の夏、被爆電車の夏。今日は昼間に団体貸切があることが分かっていましたが、どうせ行くならということで、始発ののぞみに乗って、広電前が朝8時くらい。反対側から3号線で運行中の被爆電車652号が到着しました。651号もその2本前の3号線で運行されていて、朝のラッシュ時もいつもどおり被爆電車は働いていました。この画像は、ラッシュ時の運用を終えて、貸切の団体さんを迎えに行く651号、鷹野橋です。
広島電鉄 651号
 貸切運行は、前に被爆電車3両でやっていたころ見に来ましたが、しばらく来ていないのでルートが前と同じなのか分かりません。どうやら原爆ドーム前がスタートなのは同じなので、紙屋町で待って、どちらへ行くか、確認することにしました。
 この画像は紙屋町西電停に向かってくる652号です。この類似カットは、過去たくさんあるのですが、交通量が多いので、手堅く撮ろうとすると、こうなってしまいます。
広島電鉄 651号
 被爆電車の運行順は、652号が先で、651号が後でした。この画像は皆実町六丁目の渡り線を比治山方面に渡っていく651号です。
 ルートは前と同じ周回コースのようだということが分かりましたが、この段階で652号と651号の間が20分以上空いていました。前はもっと連続して運行されていた気がします。それで、5号線の電車も行ったばかりだし、広島駅方面はあきらめて、紙屋町に戻ります。
広島電鉄 652号
 先行した652号は、もう戻っていました。この画像はお客さんを降ろして、原爆ドーム前を発車するところです。この後、追跡できなかったので画像はありませんが、午後からも別の貸切があったようで、同じルートをもう一周して、おそらく広島駅から広電前までお客さんを乗せました。 
 広島を訪ねても、被爆電車に乗るチャンスはあまりないので、このような貸切運行はとても有意義なことだと思います。ただ、貸切だから当たり前のことかもしれませんが、誰でも乗れるわけではないので、それがどうかということをちょっと思いました。