岐阜・路面電車・敷地売却など

名古屋鉄道 モ802号

 一昨年の3月に廃止になった名古屋鉄道揖斐線美濃町線の専用軌道部分の用地について、名鉄岐阜市に対して一括購入を申し入れていることが明らかになったという記事が出ていました。
 名鉄が一括購入申し入れ 美濃町線・揖斐線跡地 岐阜新聞
すでに併用軌道部分の線路の撤去は行われていますが、今回は名鉄の敷地部分の話です。画像は琴塚付近の道端軌道を行くモ802号で、こういうところなら道路の拡幅用地で使えるのかもしれませんが、道路から離れたところだと、せいぜい遊歩道か歩行者・自転車専用道くらいしか用途がないでしょう。隣接土地所有者に切り売りするとなると、とてつもない手間と労力が必要になり、買ってもらえる保証もありません。役所も必要もないのに買わないわけで、おそらく固定資産税がかかっているので早く売りたい名鉄の思惑とで、売却条件の駆け引きがあるのでしょう。
 あとは、万葉線の話題が2つ。今年もビール電車がはじまっています。
 さわやかな風受け『乾杯』 万葉線 納涼ビール電車試乗会 中日新聞
万葉線のビール電車は、毎年関係市の首長さんたちが「試乗会」をして新聞に書いてもらうのが恒例になっています。運行は9月15日までの月曜日〜土曜日(8月8日〜10日は運休)、貸切のみで定員は25人、料金は生ビール(一番搾り)とソフトドリンクが飲み放題で5万円とのこと。
 もうひとつ、「万葉線を愛する会」が「アイトラムポートラム周遊ツアー」を行ったそうです。
 路面電車で旅気分 公共交通乗り継ぐ旅 北日本新聞
越ノ潟から新港東口は渡船を利用し、土・日・祝日は新港東口〜岩瀬浜コミュニティバスが運行されているので、万葉線から富山ライトレールに乗り継ぐことができます。一度機会があれば乗りたいなと前から思っているのですが。