バス停のある駅

広島電鉄 廿日市市役所前駅
 今日は寒いですが、私の通勤電車の窓から見える桜は、そこかしこで満開に近くなっています。4月1日の広島の続きです。
 桜を見に行った廿日市市役所前は、駅とバス停が一体となったスペースとして、昨年リニューアルしました。広電へ行っても宮島線には数えるほどしか乗っていないので、リニューアル後、今回がはじめての訪問です。この画像のように、大屋根が設置され、電車を降りると、すぐ前がバス停でバリアフリー対応になっています。富山ライトレール岩瀬浜も同じようなつくりになっていますが、規模としてはこちらのほうが大きいです。
広島電鉄 広電阿品駅
 広島電鉄には、もう1か所、同じような駅があります。それがこの画像の広電阿品駅で、ちょうど訪ねた4月1日から供用開始ということで、市内線の電停にもポスターが貼ってありました。こちらは、駅の壁を抜いて反対側にバスを止められるようにした感じで、廿日市市役所前と比べるとずっと簡素な構造ですが、機能としてはじゅうぶん足りている印象を受けました。
 路面電車なりLRTとその他の交通モードの連携を強化して、利便性を高めていくことは、これから重要になってくるでしょう。そういう観点から、バス停と一体となった駅の整備は、場所の制約があるのでどこでもできるわけではありませんが、注目すべき取り組みであると思います。