コダクロームの広島〜日赤病院前

広島電鉄 日赤病院前

 3連休も半ばを過ぎました。趣味的に遠出をする予定がないので、引き続きコダクロームと歩いた広島です。ブログに乗せている画像は小さいので、あまりよく分からないかもしれませんが、スキャンして見ると、透過画像で見るよりも、すごく発色が地味に感じられます。でも、たぶん実際に近いのはこんな感じで、他のリバーサルフィルムやデジカメの絵づくりが見栄えがするように工夫されているのではないかとも思います。
 今日は日赤病院前です。これは電停の名前で、病院の名前は「広島赤十字・原爆病院」です。戦後も長く使われた旧広島赤十字病院の建物は、一部がモニュメントとして展示されています。この画像でいうと向かって左側の歩道ぞいにあるのがそれです。爆風が吹きぬけ、歪んだ旧病棟の窓枠と壁面の一部が保存されています。
 電停の名前は、「日赤病院前」になる前は、「広島大学前」でした。日赤病院の向かいが旧広島大学の敷地で、今は大学は大部分が西条の方に移転し、跡地は公園になっていて、北側の一部ではマンションの建設が始まっています。そういう事情に合わせて電停名も変わったわけですが、それと同時に紙屋町方面から入庫する電車は「日赤病院前」行きになりました。それまでは、宇品方面からの入庫車と同じ「広電前」行きで、電停に寄らす直接車庫への引込み線に入り、車庫の門を入ったところでお客さんを降ろしていました。「日赤病院前」行きにすることで、電停以外での客扱いをやめたということです。広島電鉄には「日赤病院前」のほかにも、「県病院前」、「JA広島病院前」という電停ないし駅があります。参考までに、松山の日赤病院の最寄の伊予鉄道の駅は「赤十字病院前」になっています。
 ニュースをメモしておきます。
 ラッピング市電「交通安全号」デビュー 東豊橋新聞
 豊橋鉄道の800形が、交通死亡事故多発を受け「交通安全号」になったそうです。記事には「ラッピング」と書いてありますが、画像を見ると、こういうのを「ラッピング」というのかなという気もしないでもないですが。
 沿線を花畑に ポートラム 北日本新聞
 富山ライトレールの沿線に花壇を整備する事業を、富山市富山ライトレールに委託するとのこと。車窓から四季折々の花を楽しめるよう、城川原から岩瀬浜間の鉄道用地で、3年かけて整備するそうです。