玉電開通100周年記念花電車など

東急世田谷線 デハ304F

 東急世田谷線で、2007年3月の玉電開通100周年を記念して、花電車が運行されるとのこと。11月25日から2007年3月31日まで。
 「玉電開通100周年記念イベント」第1弾 2006年11月25日〜2007年3月31日、世田谷線で花電車を運行 旧玉川線廃止時に運行した花電車が現代版として復活します 東急電鉄公式サイト
玉電廃止時に運行された花電車をイメージし、車体側面にチューリップなどの花や雪の結晶などのイラストをラッピングしてあります。プレスリリースにイラストが出ていますが、「花電車をイメージした現代版」というコンセプトなので、昔ながらの花電車とはかなりイメージの違ったものになっています。11月25日には「花電車復活祭」も予定され、来年2月から3月には記念イベント第2弾として、スタンプラリーなども計画されているようです。
 玉電は現在の東急世田谷線を含み、渋谷から二子多摩川間などを主に併用軌道で走っていた電車で、世田谷線として残った区間以外は、1969年に廃止されました。東急の路線でいうと、東横線よりも目蒲線よりも古い歴史を持っています。私は玉電そのものは知りませんが、玉電というと、世田谷線以外に、廃止後も玉電時代の駅の名残りがあった、渋谷のバス乗り場を思い出します。そこから三宮行きの高速バスが出ていて、学生のころ何回か乗りました。それももうなくなってしまいましたが。
 もうひとつ、長崎電気軌道168号運行の記事がありましたので、紹介しておきます。
 修学旅行生らレトロ路面電車でタイムスリップ 長崎新聞
玉電創業が1907年、168号が1911年製、そう考えてみるとあらためてすごいですね。