グリーンムーバーmax受賞（その２）

広島電鉄　５１００形

　鉄道友の会が選定する2006年度のブルーリボン賞・ローレル賞の発表があって、広島電鉄５１００形グリーンムーバーmaxがローレル賞を受賞しました。
　2006年　ブルーリボン・ローレル賞選定車両　鉄道友の会
「国産初の独立車輪式100％低床車両」、「日本の実情にあった適切な車内サービスの提供」、「欧州の超低床車に太刀打ちできる完成度の高さ」が評価されたとのこと。去年の長崎電気軌道３０００形に続いて路面電車が食い込みました。技術的な独創性が評価されていて、結構なことだと思います。おめでとうございます。
　この賞がどれくらい値打ちがあるかは、見解も分かれるかもしれませんが、とりあえず、永いこと続いているという意味で、権威があるとはいえるでしょう。そこで、1958年以降の受賞車両の中から路面電車を拾ってみます。いずれもローレル賞です。

これが入るなら、あれも入るだろうということがないわけではないですが、日本の路面電車の歴史に名前を残す、個性的なそうそうたる面々が並びました。近年はとくに路面電車というかLRVには目配りが行き届いているように思います。それだけいろいろなものが出てきているということでしょうが。札幌市電Ａ８３０形というのは、後に岐阜に移って名古屋鉄道モ８７０形になりました。そう考えると、岐阜はローレル賞受賞の名車が、最後は3形式あったわけですね。
　広島電鉄でもうひとつワールドカップにちなんでドルトムント市電運行のニュースがありました。
　広島発、熱きエール　Ｗ杯サッカー　中国新聞
　ドイツゆかりの路面電車　時事通信　YAHOO!NEWS
昼間しか乗ったことないんですが、これ夜乗るといい雰囲気ですね。