阪堺 路面電車まつり 2006

阪堺電気軌道 あびこ道車庫
 路面電車の日の週末2日目は、阪堺電気軌道路面電車まつりへ行ってきました。たまたま2年連続で、近いけども毎年来ているわけではありません。昨年の様子はこちら。
 阪堺 路面電車まつり2005 - 猫電車日記
午前中は所用があったので、会場着は午後2時過ぎになりました。この種のイベントは、だいたい午前中に人出のピークを迎えるのですが、今日はその時間でも、結構混んでいました。ここはスペースに恵まれていて、奥の車両展示場所へ向かう通路の部分で、出店、ゲームコーナーやら、グッズ販売をやっています。グッズ販売は業者さんっぽいですが(なぜか叡電も来ている)、ペットボトルを並べた輪投げコーナーやヨーヨー吊りは手作りの味で、ちょっとした縁日のようです。
阪堺電気軌道 デト11号
 車庫南側の車両展示コーナーは、オレンジと青の雲電車、「堺のチンチン電車を愛する会」のスポンサーになっている704号と、洗車機に頭を突っ込んでいる旧京都市電256号がいて、あとは161形がそのへんにゴロゴロしているという布陣でした。
 今年は、デト11号はステージになっていました。広電でも無蓋電車でステージをやっているのですが、阪堺では今回はじめてではないでしょうか。ポスターには「マジックショー」と書いてありましたが、私が見たときは漫才をやっていました。この漫才やってるのは社員さんらしいです。向かって左側の人は「私チン電の運転士してますねんけどね。」と言ってました。あまりウケてなかったけど、間もいいしテンポもよくて、私は結構面白かったです。「社員の出し物」をもっとPRしてもよかったかもしれませんね。
 そのほかにも、子供を後ろに乗せて走るミニSLが故障して、社員さんが後ろから押して走らせていたりして、関係者の方の活躍が印象に残りました。休日返上で、蒸し暑い中、お疲れさまでした。阪堺のイベントは、マニア向けの行事というよりも、地域のイベントとして育ってきているようです。地域とのかかわりという意味で、本当にいいことだと思います。