紙屋町 5年前と現在

広島電鉄1105号
 今のうちのサイトのトップページの画像が上の画像です。昨年末に変えました。2000年6月の紙屋町電停で撮ったもの、今は紙屋町東と呼ばれていますが、当時は正式には紙屋町、車内アナウンスでは紙屋町広電ビル前と呼ばれていました。
 JTBの本の路面電車のシリーズで定点対比をやっています。あれは何十年のスパンなのでとても比べものにはなりませんが、ここもずいぶん変わったなあと思ったので、マネをして、先週広島へ行ったときに同じ場所で撮ってみました。それが下の画像です。
広島電鉄5007号
 画像の向かって右から1/3ぐらいのところにパープルの看板が見えます。それがヤマハ広島店の看板で、定点対比の目印にしました。よく見てみると、電停と電車は変わっていますが、ビルはまったく変わっていません。しかし、この間の広島電鉄の変化は大きいものがあります。1999年にグリーンムーバーが登場し、12編成まで増備されました。そして、単車の運行が中心だった1号線が、朝夕のラッシュ時を除くと連接車での運行になりました。電停も、バリアフリー対応の立派なものができました。世の中の変化に合わせて、というか世の中の変化を先取りして、と言ってもいいかもしれません。
 昨年営業運転を開始したグリーンムーバーmaxも、第2次3編成が今年の4月に入るようです。趣味的には、これに伴う旧型車の引退も気になるところですが。これからも、どんどん変わっていくことでしょう。
 プラ交ニュース 三菱重工
 そして長崎の超低床電車3000形の第3編成となる3003号も1月27日の運行開始が決まったそうです。
 超低床路面電車 3003号運行開始 長崎電鉄ナビネット
超低床車が、日本の路面電車のひとつのスタイルとして、各地で定着しました。それも、この5年間の出来事でした。