土佐電気鉄道 590形デビュー(その2)

土佐電鉄 591号 592号

 昨夜10時ごろから降り始めた雪は、すぐ積もりはじめて夜半まで降り続き、今朝の高知市内は雪景色となりました。朝のテレビのニュースでは、四国の高速道路はほぼ全線で通行止めに対し、JR四国は平常どおり運行とのこと。場合によっては、早く帰らなきゃと思っていましたが、まあ大丈夫だろうと、今日も夕方まで、土佐電鉄の電車たちとたわむれて来ました。
 昨日デビューした590形は、今日は591号も592号も出ていました。2両は続いて運行されていたので、高知駅前付近か桟橋通五丁目付近で出会うはずです。そこで比較的写真の撮りやすそうな桟橋通でツーショットを狙います。みんな考えることは同じとみえて、何人かのマニアのみなさんが集まっていました。とりあえず押さえたのが今日の画像です。そういえば、岐阜時代には、競輪場前でよく離合していました。下記のエントリーに画像が貼ってあります。廃線前に移籍車両が決まった豊橋や福井と違って、モ590形の高知への旅立ちが報じられたのは、今年のゴールデンウイーク前でした。
 旅立ち - 猫電車日記
今日591号に乗ってあらためて気づいたのですが、「岐阜市消防本部」の「検査済之証」が窓ガラスに貼ったままになっていました。
 この後は、あまりどこへ行くとか考えずに、ハートラムには乗らなきゃということだけ気に留めて、電車に乗ったり降りたり写真を撮ったりとブラブラと過ごしました。日中はそれほど寒くなく、日陰の雪は凍結していましたが、日なたの雪はどんどん溶けていきました。前回空振りに終わったハートラムも、今回は公表されているダイヤどおりに走っていて、乗車することができました。
 道路が止まっているからか、帰りの南風は満席でデッキにまで人があふれていました。土讃線四国山地を縦断するのでちょっと不安もありましたが、交換列車待ちの数分遅れだけで、岡山に着きました。
 全国的に大雪で、北陸では事故も起こっているようです。すぐにリンクが切れるので、記事には直接リンクしませんが、北日本新聞によると、昨日は万葉線アイトラムが圧雪のため立ち往生、今日は福井鉄道で踏切の圧雪に乗り上げて電車が脱線する事故が起こっています。
 北日本新聞ウェブ[webun]:富山県のニュース・スポーツ・社会・文化・地域・くらし情報は北日本新聞(記事がバックナンバーに収録されれば、リンクを張り替えます。)
 踏切内で雪に乗り上げ電車が脱線、けが人なし 福井鉄道 asahi.com
今回は記録的な大雪で、例外的なケースかもしれませんが、万葉線は低床車を増備する計画があるし、福井鉄道も岐阜出身の電車が主力になるので、積雪時の軌道の管理水準について、再検討する必要があるのかもしれません。