京阪京津線の思い出(その2)

京阪京津線 85号

 京阪大津線の錦織車庫で80形を見てきたので…、の2回目です。この「錦織」は、地名としては「にしこおり」と読みます。もう亡くなった有名な作家が、「近江」という国名を「あわあわとした」と形容したことがありますが、「にしこおり」も「にしきおり」に比べると、ちょっと「あわあわ」しているかも知れません。おそらく言葉の角がとれて輪郭がぼやけてしまうくらいの歴史を経てきた地名なのでしょう。
 今日の画像は粟田口あたりにあった歩道橋の上から撮った京津線の80形電車です。「あった」と書きましたが、今あるのかどうか分かりません。かなり前に通りがかったときに、塗装がはげてボロボロになっているのを見た記憶があるので、もう撤去されてるんじゃないかと思うだけです。ここも撮影スポットで、写真を撮る人がたくさん上がっていました。
 ニュースの方は、関連で大津線の話題から、大津市が「京阪電車を愛する会」を設立するそうです。
 「京阪電車を愛する会」を設立 目片市長が大津線を側面支援 京都新聞
乗客減少から分社化が検討されているという大津線を、地元として盛り上げていこうという取り組みのようです。近年、大津線としても、地域とのかかわりを強めようという姿勢も見られることですし、相乗効果で乗客増につながってほしいものです。
 もうひとつ、当ブログに初登場の東急世田谷線の話題で、玉電色の電車登場というお知らせがありました。
 11月8日(火)より旧玉川線200形車両登場50周年を記念して世田谷線で懐かしの「玉電カラー」電車を運行中です!! 東京急行公式サイト
今でもファンの多い玉電200形登場50周年記念で、300系1編成ををグリーンとクリームの玉電色にしたとのことです。そういえば、旧型車の引退のときも、最後の1編成が玉電色になりました。私は結局、見に行けませんでしたが。