万葉線 駅名改称と硬券乗車券

万葉線 デ7053号

 万葉線の駅「新湊市役所前」が11月1日から「射水市新湊庁舎前」に改称され、「新湊市役所前」発の最後の硬券乗車券が発売されています。
 「新湊市役所前」駅名変更前の最後の硬券発売のご案内 万葉線公式サイト
市町村合併で「新湊市」が「射水市」になるので、駅名も変更になるようです。いちいち挙げませんが、富山には難しいというか、変わったというか、そういう地名が多いように思います。マニアの間ではかつての地鉄射水線で馴染みがあって、今でも射水郡という地名もありますが、全国的には読みにくい地名ですね。もっとも、打算的にひらがなにしてみたり、歴史的な文脈を無視してよく知られた地名を使うよりはずっといいと思いますが。
 万葉線も越ノ潟から六渡寺の間は、富山地方鉄道射水線だった時代がありました。富山新港の建設で分断され、加越能鉄道に譲渡された区間です。分断された富山側の射水線がなくなって20数年、駅の名前として「射水」が戻ってくるのも、何かの因縁かもしれません。新湊市万葉線の存続にも熱心に取り組み、今も財政的支援をしていますが、この合併で行政区のエリアが広がることによって、万葉線の恩恵を被らないエリアも増えるわけで、万葉線射水市の関係がどうなるのか、ちょっと気になるところです。今日の画像は万葉線の越ノ潟駅です。
 もうひとつ、秋の恒例行事、江ノ電公式サイトに「タンコロまつり」のお知らせが出ていました。11月6日(土)開催。タンコロも大事にしてもらって、いいですね。
 第19回タンコロまつり 江ノ電からのお知らせ 江ノ電オフィシャルサイト