豊橋鉄道 LRV導入計画

豊橋鉄道 モ801号

 土曜日は広島行って、日曜日は会社行って、休日出勤というやつですが、青春18きっぷも余剰が確定したので、もったいないけど、昨日仕事で出かけるのに1日分使いました。あと1日は10日しか使えないので、どこかへ行きたいと思っていますが、どうなることやら…。
 今日は台風が来ています。今はもう日付が変わって夜中の2時過ぎですが、近畿地方も直撃は免れているものの、かなりの強風が吹いています、九州では記録的な豪雨とのことで、交通機関も運休が相次いだようです。今ネット上に残っている範囲で調べてみると、筑鉄は正午から、広電は13時30分ごろから順次、岡電は夕方から運休とのこと。進路に当たっていた長崎の路面電車は、13時現在で平常どおり運行中との表示のままですが、終電まで動いたのでしょうか。
 今日のニュースは、豊橋鉄道で2007年度に完全低床タイプのLRVを導入する計画が進められることになったという記事です。
 「夢の超低床車両・LRT」導入で豊橋鉄道と市が合意 東海日日新聞
記事によると、今年度中に「LRT総合整備事業計画」の事業認定を国土交通省から受けて国と地方自治体の補助を得ることとし、2006年度に「競輪場前電停」を改修、2007年度にLRV(完全低床車両)を導入して、合わせて並行して各電停のバリアフリー化などを進め、LRT(システム)を整備するとのことです。
 役所の補助金の他に、市民団体や商工会議所のバックアップも受けて、車両や施設の近代化が図られるようです。こういう幅広い支持が得られるのは心強く、また、豊橋の市電が置かれている恵まれた環境を示しているとも言えます。豊橋鉄道路面電車は、先般導入が始まった岐阜からの移籍車両も含め、歴代他社からの譲渡車両が使われていて、オリジナルの新車が導入されれば、創業以来という画期的な出来事になります。
 今日の画像は岐阜から来たモ801号です。この車両の導入が、今回の計画のきっかけとなったそうで、岐阜では短命に終わった彼も、豊橋の市電の近代化には大きな影響を与えることになりそうです。