福井鉄道 低床車導入について

福井鉄道 クハ80号

 福井鉄道の低床車、つまり岐阜から移籍する電車の導入時期について、新しい記事が出ていました。
 路面に新顔 “福井の自然”福鉄導入の低床車両 デザイン決定 日刊県民福井
記事の画像は小さいのですが、新しいコーポレートカラーの「雪の白と海の青、山の緑、野の黄緑をイメージ」した塗装のデザインも掲載されています。ずいぶんスッキリした印象がありますが、実車で見るとまた違うかもしれません。岐阜から来る新しい低床車は、10月22日開幕の「国民文化祭・ふくい2005」に併せて路面区間を走りはじめ、福武線全線での運用は来年3月以降とのことです。とりあえず路面区間だけ走るということは、かつての交通社会実験のときのように、福井新で車両交換するのでしょうか。あるいは市内線だけの増発になるのでしょうか。今回の記事からはよく分かりませんが、とにかく秋には第一陣が福井の街にデビューすることなりそうです。今日の画像は、入れ替わりに引退する福井鉄道モハ80形の妻面、別に何の変哲もないのですが、福井鉄道の画像も、もう同じようなのしかないので、変わったのを貼ってみました。
 次も北陸ですが、今度開業する富山ライトレールで電停の命名権を発売するというニュースがありました。
 新停留所の命名権販売 富山ライトレール 富山新聞
なかなか面白いですね。東京の地下鉄の「三越前」も請願駅三越が費用負担して建設し、駅名に店の名前を使ったという歴史を持っていますが、あくまで「三越の前」なのに対し、これは「命名権」なので、そういう地理関係にかかわりなく企業の名前を付けることができるのでしょう。結局料金、つまり宣伝費次第だろうし、まず、どれくらい反応があるのか分かりませんが、赤字が予想されているなかで、少しでも収益を確保しようという積極的な姿勢は評価されるべきものと思います。あわせて記事でも触れられている電停のベンチの寄付については、公式サイトの方で募集が始まっています。
 電停内ベンチ設置事業への寄付金募集 富山ライトレール公式サイト
 もうひとつ、函館市電で函館港まつり協賛の花電車運行のお知らせがありました。
 函館市交通局公式サイト
期間は7月25日〜8月5日で、各電停の通過時刻は公式サイト内で調べることができます。花電車見たいですね。九州各都市の花電車は見たことあるんですが、函館のはありません。またいつか夏の函館も行かないと…。