LRTの時代?

万葉線 MLRV1001号

 路線電車走らそう 京阪枚方市・JR藤阪間 asahi.com
 「2010年導入が目安」 LRTで宇都宮市長が明言 下野新聞
LRTの時代と言われたりします。実際には既存の路面電車にLRV(超低床電車)が導入される例はたくさんあり、既存鉄道からの転換を目指す例も出てきている(富山港線貴志川線)ものの、新設となるとハードルが高いようです。
上の記事の枚方は住民主体の勉強会で、かなり前から活動されています。そしてもうひとつの宇都宮は推進派の知事・市長が引っ張る行政主導の展開になっていて、ちょっと対照的な印象を受けます。
 枚方・LRT推進会
 ニュースワイドとちぎ LRTの導入 運営、採算性など課題も多く/栃木 毎日新聞
住民と行政が一体となって進めていく環境が整えば、かなり違ってくるのでしょう。そんなわけで、今日の画像は枚方の記事にも出てくる万葉線アイトラムにしてみます。堺も具体的な構想があるのですが、あまり進展がないようなので、やはり宇都宮がいちばん実現に近いのかもしれません。しっかり「理論武装」して、住民なり議会なりの合意を取り付けながら、着実に進めていただきたいものです。
 話は変わって、高知の龍馬記念館長の小椋克己さんの訃報が出ていました。
 「龍馬の生き字引」小椋・龍馬記念館長死去 asahi.com
この方、土佐電鉄を愛する会の会長もされていて、4月10日の山陽電気軌道復元塗装電車出発式でもあいさつをしておられました。その直後から入院されていたようです。坂本龍馬は長州の船の艦長を務めた、そのお返しに下関からこの電車が来たんだというお話が印象に残っています。ご冥福をお祈りします。