鉄道線の路面電車化(その2)

JR西日本 岩瀬浜駅

 JR西日本富山駅岩瀬浜を結ぶ富山港線が平成18年度にLRT化されるということで、何かと話題になっています。
 路面電車のあした① LRT asahi.com
 すでに運営主体となる第三セクターは設立されていて、車両のデザインもフォルムは公募によって決定しています。
 富山ライトレール 公式サイト
 どんなところを走っているのか見ておかないといけないと思って、去年の年末に富山へ行った時に、富山港線を一往復しました。赤字ローカル線だそうですが、沿線には住家が連担していて、潜在的な需要は十分あるように見受けられました。終点の岩瀬浜の近くには競輪場があり、そこへ来るお客さんの利用も見込めそうですが、競輪場にはすでに大きな駐車場がありました。
 車で出かけると駐車場がないとか渋滞するとか、富山の交通事情はよく分からないのですが、大都市の通勤輸送のように、車が圧倒的に不利な状況にあるわけではないと思います。結局、このLRT化が成功するかは、「電車で出かけるというライフスタイル」がどれくらい定着するかにかかってくるのでしょう。
 記事にもあるように、将来の地鉄市内線への乗り入れに期待したいですね。西町あたりまで直通でいけるとなると、かなり違ってくるんじゃないでしょうか。そのとき、岩瀬浜から地鉄区間まで乗っても運賃は200円均一ぐらい思い切ったことをやってほしいです。運賃って結構重要だと思いますよ。