来る電車・去る電車

万葉線 デ7061号

 ちょっと前のニュースですが、運休中の万葉線アイトラムについて、高岡市議会で来月下旬までに車輪を在来車と同じ規格のものに取り替えるという答弁があったと報じられていました。
 万葉線新型車両脱線防止策発表 北日本放送
 運行再開は年明け以降にずれ込む見通しだそうです。素人なのでよく分かりませんが、車輪の幅が違うことが脱線の決定的な要因と特定されたんでしょうか。
 ところで、このアイトラム2号車の導入に伴って、デ7061号が廃車になり、高岡市二塚の「食と福祉と環境の里・二塚かっぱ村」に引き取られることになっているそうです。
 万葉線車両再利用「村」のサロンに 地域情報・高岡地区 北日本新聞サービスセンター
 アイトラムが不調のため、引渡しは運行再開後に延期されるとか。静態保存でいい状態を維持するのは難しく、せっかく保存されたのに、結局解体されてしまうものも多いです。神戸市電でも比較的最近までハーバーランド阪神高速湊川ランプの高架下に置かれていた車両がありましたが、いつのまにかなくなってしまいました。
 今日の画像は大雪の中をがんばって走るデ7061号です。この花火の描かれた電車はシャレたデザインだと思います。長年街の顔として走り続けた電車、いつまでも大切にしてあげてほしいと思います。