長崎 路面電車まつり(その2)

長崎電気軌道 浦上車庫 路面電車まつ

 長崎の路面電車まつりの続きです。画像は会場の様子で、手前が1月に運行されるランタンフェスティバルの花電車、その後のブルーとクリームのツートンが熊本市電、その後ろに陰で見えませんが仙台市電が並んでいます。その向かって右側の積み上げてある敷石の向こうの茶色い電車が「遊覧電車」として走っていた168号です。さらに奥の青い電車は箱根登山鉄道小田原市内線の電車で、その奥の車庫の建屋内のピットに超低床電車3001号が展示されていました。
 他都市から長崎へ移籍した電車は各形式複数両いたのですが、現在はトップナンバーだけが出身地の塗装で在籍しています。ただ、あまり営業運転には出ていないようです。
 会場内では、ストラックアウトや子供を乗せて走るミニ電車(広島電鉄のを借りたみたいですが、行先はしっかり「1 正覚寺下」になってました。)、ジュース・たこ焼き等の販売、電車部品の販売、記念撮影その他の催しがあり、事務所の3階の資料室も公開され、多くの家族連れで賑わっていました。
 ミスチルだかスピッツだかの曲が大音響で鳴り響く会場にいる人々は、とても楽しそうに見えました。よその同種のイベントに行ったこともありますが、なぜか今回はとくにそう感じました。
 「遊覧電車」の運行の様子は、また次回にします。ちなみに今日11月16日は長崎電気軌道創立記念日で、今日も168号が運行されたはずです。