早春の福鉄電車 2014

福井鉄道 モ888−889号
 今日は代休なので、18きっぷを活用して福井鉄道を見に行ってきました。いろいろあるので要点だけ書いておきます。まず17日から田原町駅の改良工事のため、朝の通勤・通学時間帯が終わってから、市役所前と田原町間が運休、バス代行になっています。低床車は「市役所前」の幕で走っていました。
 そろそろデビュー1周年になる新車FUKURAMは、何らかの不具合のためか、3月9日から車両点検のため運休になっていて、今日も越前武生駅の踏切の向こうの留置線で、ドアを開けたり閉めたりしていました。
福井鉄道 202号編成
 FUKURAMの運休の関係もあるのか、高床車は200形2編成と610形が運用に就いていました。高床車が3編成も出ていることは珍しいですね。200形のうち201号編成は北府で切り離されて留置されています。おそらくFUKURAM第1編成の代替廃車になるのでしょう。同じ場所には602号も色あせた状態で止めてありましたが、処遇はよく分かりません。
 高床車には「市役所前」の幕がないようで、「福井駅前」とか「田原町」で走っていました。
福井鉄道 田原町駅
 これは工事中の田原町駅です。先日の新聞記事の写真とほぼ同じで恐縮ですが、歩道橋から見たところで、中央下のテントが張ってあるところが新設の軌道になります。奥のえちぜん鉄道の電車が見えているあたりで接続されるようです。向かって左側が既設の福井鉄道の線路ですが、仮設のホームが設けられていて、えちぜん鉄道との乗換えがいったんフェニックス通まで出て、ぐるっと回るようになっていました。今日は区間運休しているものの、見た限り既設線をいじっている気配はありませんでした。
福井鉄道 735号
 今春デビューするはずのドイツ製車両、元土佐電鉄シュトゥットガルト市電は、北府の工場で整備中でした。一昨日搬入されたそうです。午前中見たときは建屋の中でしたが、夕方立ち寄ったときは、入替えをしていました。まだ自走しないようで、人力で移動させています。車番は土佐電鉄時代と同じ735号と表示されているのが確認できました。
 2014年春の福鉄電車、話題が豊富です。