高知駅前電停の移転計画

土佐電鉄 629号

 土佐電気鉄道高知駅前電停を、北に約30m移動させるという計画が具体化することになりました。秋ごろ着工して、今年度中に完成の予定だそうです。
 土佐電鉄:高知駅前電停、JR新駅舎に“直結”−−市が計画 /高知 毎日新聞
もともと、土佐電鉄高知駅前電停は、JRの改札口を出てすぐのところにあったのですが、高知駅の高架工事は、従来の線路の北側に新設される形で行われたため、今年2月の高架線開業後は、電停とJRの駅が離れてしまっていました。画像は2年以上前のものですが、この画像で電停の後に写っている旧駅舎は、すでに解体されて更地となっているようです。そんなことで、電停をJRの駅舎に近づけるわけですが、駅周辺整備事業の一環として実施されるため、関連した軌道改良も行われるものの、土佐電鉄の負担は事業費全体の1割以下になっています。
 昔の、歩道橋を渡らないと行けなかった高知駅前電停のことを思うと、ずいぶん変わったなあと思います。