豊橋鉄道LRVデザイン決定など

Cat-Tram2007-08-02

 今日は、豊橋鉄道が新たに導入するLRVのデザインが発表されました。
 市内線全面低床車両(LRV)デザインの決定について 豊橋鉄道公式サイト
 豊鉄がLRVデザイン決定 東海日日新聞
 豊鉄が来年12月LRV導入 東愛知新聞
まとめておくと、アルナ車両製の3連接車体の超低床タイプの電車で、狭軌・純国産でははじめての完全超低床車両になります。価格は2億5千万円で、デビューは来年のクリスマス前後を予定しているそうです。今日の画像のモ800形と同じで、井原のカーブは曲がれないので、駅前と赤岩口間の限定運用になる模様です。
 当初、豊鉄のLRVは「万葉線タイプ」とのことで、アイトラムベースのイメージ図が作られていましたが、既存車両でいうと、長崎の3000形と同じタイプの3連接車体が採用になったようです。発表された図を見る限りシンプルなデザインで好感が持てます。新聞記事にもありますが、豊橋では電停の改良など路面電車活性化事業を計画的に推進していて、この新車が目玉となります。そういう意味で期待も大きいわけです。楽しみです。
 もうひとつ、長崎の「事故隠し」の件ですが、再調査の結果、約3年間で35件の新たな未報告事故が判明したそうです。
 事故隠し 他に35件 長崎電気軌道
 長崎電気軌道、乗客負傷事故など35件の報告怠る 読売新聞
今後は正直に、信頼回復に努めてくださいというほかありません。