堺のLRTと阪堺電車の相互乗り入れ検討へ

阪堺電気軌道 モ162号

 チンチン電車の危機、LRTが救う 相互乗り入れで存続 朝日新聞
 阪堺線:堺市内存続 LRTと相互乗り入れ 毎日新聞
堺のLRT計画については、堺市が今年の秋に企画提案の募集をして、その中に、南海・阪堺による「東西鉄軌道と阪堺線の相互直通および阪堺線との一体運営に関する提案」があったことは過去に書きました。
 堺のLRTについて - 猫電車日記
今日の記事によると、その堺市がその提案を受け入れる方向で検討に入ったそうです。つまり、新設されるLRTと既存の阪堺電車浜寺駅前方面、大和川方面の2ルートで相互乗り入れをするというものです。今年の正月にも堺のLRTについて書いていますが、そのころに比べても、堺のLRT事業の方向性が見えてきつつあるように思います。
 阪堺電車と堺のLRT 2006 - 猫電車日記
過去にも書いていますが、やはり、東西方向のLRTと南北方向の阪堺電車が連携・結合して「骨格」を形成するというのが、あるべき姿でしょう。あとは「肉付け」、これはまさに都市計画そのものの問題で、すぐにどうなるものでもありませんが、「電車に乗っていく場所」を考えていただくと。100年後の人たちのために。
 さて、今日は同じ堺のLRT関連の記事で、ゴムタイヤのトランスロールの大きな画像が付いた記事が他紙に出ていました。
 走る 取り戻せ! 黄金の日日 まち物語 読売新聞
阪堺電車とくっつけるということであれば、LRTに規格のまったく違うトランスロールを導入することには、普通はならないはずですが、この記事では「堺のまちを走る路面電車の候補のひとつ」として取り上げられています。現時点で「候補のひとつ」であることには違いありませんが。
 「黄金の日日」って古いドラマですね。あのテーマ曲はよく覚えています。親が見ていたと思うけども、ドラマそのものは子どもには難しすぎてよく分かりませんでした。