富山ライトレール 中間決算など

富山ライトレール TLR0604号

 富山ライトレール開業後半年の中間決算の発表がありました。
 2600万円の黒字 富山ライトレール 北日本新聞
 開業半年、2600万円黒字 富山ライトレール中間決算、割引運賃継続論議へ 富山新聞
半年間の中間決算では、運賃、広告、グッズなどの収入は約1億6600万円、人件費や電気料など経費が約1億4000万円で、差し引き約2600万円の黒字になり、冬場の需要予測は難しいとして通期の見通しは示さずとのこと。収入には、あの大混雑の「開業記念乗車」の分も入っているので、今後このまま維持できるかということもありますが、富山新聞はちょっと突っ込んだことも書いてあって、つまり来年3月までの期間限定でやっているラッシュ時以外の100円運賃の継続を議論していくということにも触れられています。
 100円だから乗るけど200円だったら乗らないという乗客層がどれくらいを占めるか、判断は難しいですね。将来、地鉄の市内線と接続したとき料金体系をどう考えるかも念頭にあるかと思います。予想以上の好調が続くという前提で、それがそもそもそういう前提でいいのかが問題ですが、単純に考えれば100円でいけるのであれば、そのまま様子見でいいのでしょう。おそらくそう単純ではないはずですが。
 土佐電鉄の値上げの続報、ちょっと内容が詳細になっていて、均一運賃は10円上げて190円とし、同時に均一運賃区間の拡大するとともに、遠距離の運賃は450円で頭打ちにするようです。認可されれば来年1月中旬から実施の予定。
 路面電車が14年ぶりに値上げ 高知放送
 最後に、国土交通省が公共交通再生へ新法という記事がありましたので、紹介だけしておきます。
 公共交通再生へ新法 国交省が制定方針 北海道新聞