祝・受賞 富山ライトレール（その２）

　富山ライトレールが、「グッドデザイン賞」に続いて「日本鉄道賞」を受賞したそうです。
　グッドデザイン金賞　運行会社に日本鉄道賞　ライトレールに輝く勲章　国内初ＬＲＴ　社会的に評価　北陸中日新聞
国土交通省のリリースはこちら。
　第５回「日本鉄道賞」の受賞者の決定について　別添　国土交通省
「日本鉄道賞」は、鉄道の日の関連行事として行われているようです。今回が第５回。「日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」には、和歌山電鐵と山形鉄道が選ばれていて、厳しい環境でがんばっている鉄道へのエールを送ろうという意図が感じられます。富山ライトレールの選考理由には、「今後の地方都市圏におけるＬＲＴ整備のあり方の代表事例となりうる取り組みである」と記されていて、まったくそのとおりだけど、富山ライトレールの場合は、お金の出所とか既存の鉄道施設の譲渡とか、いろいろ恵まれた条件にあったので、どこでも同じようにできるわけじゃないよなあとも思いました。
　今日は福井鉄道の鉄道の日関連のイベント、１４０形のさようなら運転が公式サイトで正式に発表されています。10月14日と10月15日、記念乗車券の発売もあります。
　福井鉄道　鉄道の日　ご案内　福井鉄道公式サイト
このさようなら運転をもって、福鉄の車両の交代に区切りが付きます。今回は定期列車への充当ではなく、臨時列車としての運行、区間は武生新〜神明なので、路面電車マニアとしてはちょっと残念ですが、併用軌道には入りません。富山ライトレールほど脚光を浴びている訳ではないけれども、大きな変化を経験した福井鉄道が、これをきっかけに10年後あるいは20年後にどう展開しているのか、私としては、ひそかに期待しています。