福井鉄道 80形・120形さよなら運転

福井鉄道 モハ81F
 週間天気予報では、傘マークの付いていたこともあったのですが、いい天気になりました。福井鉄道の80形、120形の「さよなら運転」が今日と明日行われるということで、今日は福井に来ています。80形は主力として活躍していたのでよく乗りましたが、予備車として使われていた120形には乗る機会がほとんどありませんでした。
 今日はさよなら運転ということで、80形も120形も前サボが使用されていました。彼らにはサボがよく似合います。80形がサボを使用しているのははじめて見ました。あと、正面のおでこの部分に「さようなら120形」とか書いてあります。それはそのとおりなのでいいのですが。
 120形は非冷房で、扇風機がブンブン回っていました。とくに名古屋鉄道出身の「クハ122」は車内に昭和初期のテイストを残しています。趣味的には惜しいけれども、時代離れしたという見方もできるし、そう思うほうが普通なのでしょう。
福井鉄道 モハ122F
 武生新から10時出発の田原町行き80形に乗って福井駅前まで行き、駅前周辺でしばらく写真を撮って、福井駅前から武生新行の120形で武生新まで戻るという行程で、往復しました。マニアの人出は非常に多いです。数年前の鉄道の日だったかのイベントで120形が走ったときも、こんなにいなかったように思います。この2編成2往復以外に運行されている電車はというと、770型と880型ばかりで、在来車は動いていませんでした。福井新の留置車は、140形とデキ11、モ562でした。
 4月1日に来たときに、武生新の駅でミニ写真展をやっていて、その中に、車体更新直後と思われる80形が試運転している写真があったのを、ふと思い出しました。今日の画像は2枚あるけど、前サボがよく見えるほうがいいだろうと選んでみたら、同じような構図になってしまいました。