京阪京津線の思い出(その3)

京阪京津線 85号

 その3回目です。画像の後ろに見えているのは九条山の駅で、山越えのハイライトシーンでした。このあたりは今はどうなっているのか、行かないので分かりません。廃止後、営業運転を終えた電車が集められ、解体された場所でもあります。
 2回目のとき、「錦織」について書きました。大津線の公式サイト近江神宮前駅のページによると、近江神宮前駅の旧称の「錦織」は、「にしごおり」とにごって読んだそうです。そして地名と駅名の読み方が違うケースとして、旭川国鉄時代)、小淵沢米原があげられていて、駅名がにごるケースが多いと紹介されています。もっとも、米原は市になったときに地名も「まいばら」にして、現在は統一されているはずです。路面電車業界でもこのような例はあって、私が知っているのは、広電の「土橋」です。電停名は「どばし」ですが、地名は「どはし」とにごりません。こういうのも、にごる場合は連濁というの正確には知りませんが、にごって読むほうが自然に感じる部分があるので、駅名や電停名になるのでしょう。そして米原のように、地名が駅名に引っ張られることがあるのも興味深いです。
 今日のニュースは函館市電ササラ電車の試運転のお知らせで、11月17日(木)11::00に駒場車庫を出発し,五稜郭公園前で折返しだそうです。
 函館市交通局公式サイト
例年プレスには発表されていて、冬の訪れを告げる風物詩として紙面を飾るのですが、一般に試運転の日時を公表するのは珍しいと思います。近年、雪が降ってもササラ電車の出番は減っていると聞くので、貴重な機会となるでしょう。私はちょっと行けませんが。