都電の新世代の電車たち

東京都交通局 8802号
 今日は私用日帰りで上京でした。年に何回か出張へ行っていた時期もあるのですが、ここのところないので、去年デビューした都電の新車も見ていないということで、2時間ほど趣味活動を抱き合わせました。
 時間が限られている場合、飛鳥山交番の前で電車を眺めるのが効率がいいのです。だいたい1時間と少しで、当日の運用車両が一巡するからです。ただし、どの時間もどの方向もきれいに順光にならないので、写真を撮るには向いていません。あと交番の前を行ったり来たりすると、立ち番のお巡りさんに話しかけられることがあります。今日も話しかけられました。内容は世間話に近いものですが、ただの世間話なのか、職務の一環なのか、おそらく後者でしょうが、電車マニアが通常の行動をしている限りで、無害とみなされているようで、咎められたことはありません。
 去年デビューした8900形、1枚目はオレンジ色の1次車で8902号です。
東京都交通局 8903号
 2枚目は2次車で去年の年末にデビューした8904号です。8800形と比べるとスクエアなデザインで、個人的には好ましいと思います。今回は乗る機会はありませんでしたが、8800形からさらに細かく改良されているようです。あと2色が2両づつ4両の増備が予定されていると聞きます。古い言い方をすると軽快電車タイプの路面電車の現時点での集大成ですが、その発端となった7000形を置き換えていくわけで、世代交代を感じます。
 飛鳥山交番の前に1時間あまりいたので、いろいろな電車が通りました。8800形を4色をまとめて貼っておきます。イエローは1両しかないけれども、今日は走っていました。
東京都交通局 8800形
 このあと荒川車庫に寄って都電沿線をを離れました。帰りがけに元祖黄色い都電の7022号が貸切車で出庫していきました。